› 自然と歴史の中を歩く! › 歴史・産業遺産・寺社・文化財 › 大通山瑞雲寺を訪ねる③―小組格天井

2021年07月05日

大通山瑞雲寺を訪ねる③―小組格天井

瑞雲寺鐘楼の小組格天井 瑞雲寺鐘楼の天井を見上げると、格天井の中にさらに細かい格子を組み込んだ小組格天井(こぐみごうてんじょう)。この小組格天井には見覚えがありました。

天林寺楼門の小組格天井 それは、同時期に建てられた天林寺楼門の天井(左の写真)。現在、門を通り抜けることはできませんが、外側から見上げた天井も小組格天井でしたので、こんなところからも瑞雲寺鐘楼と天林寺楼門とが同じ掛塚の宮大工・平野孝が建てたものであることが分かります。

 平野孝と聞けば、各地の祭り屋台が思い浮かぶかも知れませんが、宮大工の本来の仕事は神社仏閣の建築。祭り屋台と同じですが、木造の寺社建築にも釘などは使われず、あくまでも「木組み」で仕上げられるのが特徴です。




同じカテゴリー(歴史・産業遺産・寺社・文化財)の記事

Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 02:56│Comments(0)歴史・産業遺産・寺社・文化財
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
大通山瑞雲寺を訪ねる③―小組格天井
    コメント(0)