2020年06月06日
梅雨入り前の北遠の自然③―オオキンケイギクとモンキチョウ、ウラギンヒョウモン
今、天竜川の河川敷を埋め尽くさんばかりに咲いているオレンジ色のキク科の花は、特定外来生物のオオキンケイギク。水窪の奥の兵越峠の少し下、国道152号の「草木トンネル」を抜けたところにもオオキンケイギクが咲いています。
オオキンケイギクは北米原産。元々は園芸用に持ち込まれたものが花壇から逃げ出し広まったもので、今は花壇での栽培も禁止。モンキチョウが吸蜜している一重の花が本来だったようですが、八重の花もあります。
オオキンケイギクは北米原産。元々は園芸用に持ち込まれたものが花壇から逃げ出し広まったもので、今は花壇での栽培も禁止。モンキチョウが吸蜜している一重の花が本来だったようですが、八重の花もあります。
そして、八重咲きのオオキンケイギクの花で吸蜜していたオレンジ色の蝶はウラギンヒョウモン。ウラギンヒョウモンに罪はありませんが、蜜を吸うことで、受粉の手助けをしてしまっていることに気づいてはいないようですね。