› 自然と歴史の中を歩く! › みんなと俱楽部 ⚓ 掛塚 › 歴史・産業遺産・寺社・文化財 › 旧津倉家住宅軒先の雀口(すずめぐち)を補修

2020年02月19日

旧津倉家住宅軒先の雀口(すずめぐち)を補修

雀口の補修 2月19日、旧津倉家住宅軒先の雀口(すすめぐち)の補修が行われました。

 ・・・と言われても、何だか分からない人が多いと思います。先ずは、旧津倉家住宅とは私たち「みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚」が清掃や草取りを委託されている掛塚の旧廻船問屋の築130年の木造住宅。雀口とは軒先の瓦の奥の部分で、スズメが巣を掛けやすい場所です。

雀口の補修 普段は雨樋に隠れて見にくいところですが、瓦と屋根との間は漆喰で埋められているのです。その漆喰が経年でもろくなり、ボロボロと落ち始めていたのが気になっていました。

 今回の補修では、劣化した漆喰を穿り出し、細い鏝でセメントモルタルを押し込む作業を実施。脚立に渡した足場に乗っての作業は足場が安定せず、見た目よりもはるかに難しそう。古い建物の維持管理には、古くから培われて来た職人の技術が必要だとつくづく感じさせられました。


同じカテゴリー(みんなと俱楽部 ⚓ 掛塚)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
旧津倉家住宅軒先の雀口(すずめぐち)を補修
    コメント(0)