2019年12月15日
夜空を焦がす秋葉寺の「火まつり」④―火渡り
隣りにいた人が、突然靴と靴下を脱ぎ始めました。「ええ、何をするんですか?」「火渡りをしないと、ここに来た意味がない」「私たちもできるんですか?」「まあ、あんたもやってみな」。
当日は氷点下の夜、素足で土の上に立つと、足の裏は凍り付くよう。冷たい、冷たい!「火渡り」の列に並ぶと、係の白装束に従い、参詣者は次々と火の上を渡って行きます。そして、いよいよ私の番が・・・。
「火渡り」とは言え、熾き火の中央にできた道には、火の粉が残る程度。それでも、細い道の両脇には、熾き火が赤々と燃えています。足の裏は、冷たくて冷たくて、火に近づくにつれて、熱いというよりも暖かいと感じます。火の道に足を踏み入れると、何かを考える間もなく、両手を合わせて一気に渡り切りました。
当日は氷点下の夜、素足で土の上に立つと、足の裏は凍り付くよう。冷たい、冷たい!「火渡り」の列に並ぶと、係の白装束に従い、参詣者は次々と火の上を渡って行きます。そして、いよいよ私の番が・・・。
「火渡り」とは言え、熾き火の中央にできた道には、火の粉が残る程度。それでも、細い道の両脇には、熾き火が赤々と燃えています。足の裏は、冷たくて冷たくて、火に近づくにつれて、熱いというよりも暖かいと感じます。火の道に足を踏み入れると、何かを考える間もなく、両手を合わせて一気に渡り切りました。
最後に1歩は、火の粉を踏んでみようと足を下ろしたのですが、驚いたことに、まったく熱さは感じません。そして、再び、凍り付く土の冷たさを足裏に感じ、私の「火渡り」は終了。以上、平成22年(2010)の「火まつり」レポートでした。