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2019年12月14日

夜空を焦がす秋葉寺の「火まつり」③―火渡りの業

火に向かい呪文を唱える 秋葉寺(しゅうようじ)は、元々、秋葉神社と一体となった神仏混淆の「秋葉大権現」を祀る修験道の寺として開山されました。明治に入り、政府の神仏分離令により廃寺となりましたが、明治13年(1880)に復寺。秋葉寺と言うよりも「三尺坊」として知られ、「火まつり」の夜には、多くの参詣客が集まりました。

火渡り開始 燃え上がる炎の熱気で大凧を揚げた後、修験の白装束や山伏姿たちは、「臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前」の呪文を唱えながら手は忙しく印を組み変えます。やがて護摩木の火が消され、熾き火の中央が1列に開けられ、「火渡り」の開始です。

 写真は、いずれも護摩段の火を伏せているところ。赤々と燃え上がった火が、修験の法力により次第に小さくなって行きます。最後は、熾き火を蹴散らすようにして「火渡りの業」が始まります。

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