2020年09月08日
水窪川対岸に残る旧「第一久頭合トンネル」③―これが旧トンネル!
もう少し、旧「第一久頭合トンネル」に接近してみましょう。坑口は完全に塞がれていましたので中に入ることはできませんでしたが、横に回ることはできました。
側面には、大きな窓のようなものが並んでいます。もしかしたら、これはトンネルと言うよりも、道路に設けられる洞門、落石覆い(ロックシェッド)のようなものだったのでしょうか?
後で聞いたのですが、実は、この新旧2本「第一久頭合トンネル」は、途中でY字に繋がっているとのこと。 S字鉄橋に対し、Y字トンネルと呼ばれている現在の「第一久頭合トンネル」には、そんな歴史があったのです。
側面には、大きな窓のようなものが並んでいます。もしかしたら、これはトンネルと言うよりも、道路に設けられる洞門、落石覆い(ロックシェッド)のようなものだったのでしょうか?
後で聞いたのですが、実は、この新旧2本「第一久頭合トンネル」は、途中でY字に繋がっているとのこと。 S字鉄橋に対し、Y字トンネルと呼ばれている現在の「第一久頭合トンネル」には、そんな歴史があったのです。
そんな歴史の一端を感じさせてくれるのが、旧「第一久頭合トンネル」跡。Y字トンネルの接合部までは確認できませんでしたが、崩れやすい地盤が続く北遠を通る飯田線開設には、他の路線では考えられないような危険と苦労とが伴ったのです。