2020年09月08日
秋が近づいた敷地里山公園⑧―コミカンソウとナガエコミカンソウ
私が生まれて育った細江町気賀の実家はミカン農家。初夏に花を咲かせたミカンの実が目立って来るのは、夏の終わりから秋にかけて。まさに、今頃なのです。秋が近づいた敷地里山公園のコミカンソウにも小さな小さな実がなり始めていました。
上から見ているだけだと長く伸びた枝に、きれいに並んで互生する楕円形の葉だけが目立ちますが、視線を低くして覗き込むと、ミカンに似た形の実がなっています。実の色はまだ緑色。しかし、もうすぐ、ほんのりとオレンジに色づき、もっとミカンの実に似て来ます。
在来種のコミカンソウに対し、ナガエコミカンソウはインド洋のマスカリン諸島が原産地とされ、暑さに強い品種。葉の陰で花を咲かせて実を付けるコミカンソウと違い、花茎を長く伸ばし、葉の上に花や実を付けています。
地球全体で温暖化が進んでいる今日、ナガエコミカンソウはますます生育域を広げそう。露地ミカンの栽培適地は北上し、糖度は低下傾向。静岡のミカン栽培にとっては、よい傾向でないのはもちろんです。
上から見ているだけだと長く伸びた枝に、きれいに並んで互生する楕円形の葉だけが目立ちますが、視線を低くして覗き込むと、ミカンに似た形の実がなっています。実の色はまだ緑色。しかし、もうすぐ、ほんのりとオレンジに色づき、もっとミカンの実に似て来ます。
在来種のコミカンソウに対し、ナガエコミカンソウはインド洋のマスカリン諸島が原産地とされ、暑さに強い品種。葉の陰で花を咲かせて実を付けるコミカンソウと違い、花茎を長く伸ばし、葉の上に花や実を付けています。
地球全体で温暖化が進んでいる今日、ナガエコミカンソウはますます生育域を広げそう。露地ミカンの栽培適地は北上し、糖度は低下傾向。静岡のミカン栽培にとっては、よい傾向でないのはもちろんです。