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2020年09月06日

水窪川対岸に残る旧「第一久頭合トンネル」①―現在のトンネル

水窪川対岸に見える旧「第一久頭合隧道」の南側口 JR飯田線「城西」駅と「向市場」駅との間にある「第一久頭合(くずごう)トンネル」には、新旧2本あるのをご存知ですか?国道152号を水窪に向けて進み、「渡らずの鉄橋」を過ぎた辺りの水窪川対岸に見えているトンネルの口が気になっていました。

ガードフェンス 水窪川左岸を走る飯田線は、国道152号の対岸。有名な「渡らずの鉄橋=第六水窪川橋梁の先に、現在の「第一久頭合トンネル」があります。そして、もう1本は昭和52年(1977)に現在のトンネルに付け替えられるまで使われていた旧線のトンネルです。

 佐久間ダム建設に伴う路線変更のための新線は、中央構造線と赤石裂線という2本の巨大な断層帯に挟まれた地域に敷設されましたので、多くの苦難を乗り越えた末の「第一久頭合トンネル」。

廃レール 水窪川左岸の奥の道を登り、現在のトンネルの外側を歩いたところ、道を覆う枝除けと思われるガードフェンスが目に止まりました。もしかしたら、これは廃レール?

現在の第一久頭合トンネル この道が旧線の路盤らしく、そのまま下流方向に進んだら「第一久頭合トンネル」の南坑口が現れました。そのすぐ南には、「第二久頭合トンネル」の北坑口も見えます。

 旧トンネルがあったのは、上流に向かって歩いたところのようです。鉄道マニアなら列車が通過するのを待つところでしょうけど、私は構わず今来た道を戻ります。



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