2020年02月21日
古い絵葉書で振り返る春野①―氣田村

橋は「宮川橋 縣道犬居氣田線」となっていますが、現在の宮川橋は平成3年に完成していますので、それまで架けられていた旧宮川橋だと思われます。特徴のある橋脚の形と中路式のトラス橋は、同じ気田川に架かる秋葉橋とよく似ています。鳥瞰風景は、気田発電所が写っていますので、鳥瞰風景は、気田発電所が写っていますので、現在の気田川橋付近のようです。
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![]() 中部電力氣田發電所堰堤 | ![]() |
寺は「眞言宗戒光院(勝坂不動)」、トンネルは「豊岡隧道」となっていますが「小石間隧道」のことではないかと思います。線路は見えずに、自転車を引く男性の姿が見えます。森林鉄道が敷設される前の風景なのでしょうか?
子どもたちが遊ぶ学校は、「氣田尋常高等小學校」。現在の気田小学校です。昭和4年(1929)に操業が開始された「中部電力氣田發電所堰堤」と「中部電力氣田發電所」は、ほぼ現在の風景。「出力二千四百基」と書かれているのは「出力2400kW」の意味のようです。