2019年06月29日
北遠の隧道を訪ねて⑤―大地野隧道
県道9号の熊(くんま)と佐久間町との境界は大地野隧道(おおちのずいどう)。「大地野隧道」を抜けて、佐久間町吉沢へと下ります。
・・・と思っていたら、トンネル入口上部には「大地野峠隧道」の文字が刻まれているのが読み取れました。
以前、佐久間側から読んだ時にも、「大地野峠隧道」と書かれているとは思ったのですが、今回、熊側から確認することができました。文字は、右から左へと「熊村 大地野峠隧道 昭和二十一年十一月竣功」と3行書き。戦後間もない昭和21年(1946)、浦川町と熊村との境界の峠に、現在のトンネルが開通したということになります。
既に70年以上経過し、トンネルの内部には水の浸み出した箇所もたくさんあります。交通量の少ない県道9号のことを気にする人なんて、あんまりいないのかも知れませんが、私はトンネルばかりの三遠南信自動車道よりも、こちらの道の方が好き。
・・・と思っていたら、トンネル入口上部には「大地野峠隧道」の文字が刻まれているのが読み取れました。
以前、佐久間側から読んだ時にも、「大地野峠隧道」と書かれているとは思ったのですが、今回、熊側から確認することができました。文字は、右から左へと「熊村 大地野峠隧道 昭和二十一年十一月竣功」と3行書き。戦後間もない昭和21年(1946)、浦川町と熊村との境界の峠に、現在のトンネルが開通したということになります。
既に70年以上経過し、トンネルの内部には水の浸み出した箇所もたくさんあります。交通量の少ない県道9号のことを気にする人なんて、あんまりいないのかも知れませんが、私はトンネルばかりの三遠南信自動車道よりも、こちらの道の方が好き。
ただし、大地野のトンネルは、現在のトンネル以前にもあったとの話もあります。