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2019年06月26日

北遠の隧道を訪ねて②―岩井戸隧道

岩井戸隧道 北遠で2番目に短い隧道は「岩井戸隧道」。天竜川の東岸を走る県道285号大輪天竜線、大輪から名古尾、大萩に抜ける途中にある小さなトンネルです。

 写真でお分かりのように、少し斜めの角度からも、トンネルの向こう側出口が見えます。これは、相当短いトンネルです。データによれば、なんと全長24.4メートル。静岡県内では短いトンネルランキングの第4位。いつものように国道152号を走っていたのでは、対岸のこのトンネルには気づきません。たまには、いつもと違う道を走るのも楽しいものです。

 ヨーロッパの掘削技術やダイナマイトなどを使った最初のトンネルの完成は1871年(明治4年)、日本人技術者だけで作ったトンネルの完成は1880年(明治13年)。「隧道」にしろ「トンネル」にしろ、「仕上り断面積は2m²以上のものとする」と定義されていますので、砂場で作る程度のものは、「え~?トンネルって呼んじゃあいけないの~?」。




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