2019年07月03日

天竜川のプロペラ船①―天竜川を飛行艇が⁉

プロペラ船 「広報はままつ」全市版2008年1月5日号に、「天竜川を飛行艇が⁉」の記事が掲載されていました。

 記事によれば・・・

 木造船に飛行機エンジン、直径2mのプロペラ、爆音を上げて水上を航行する。こんなプロペラ客船が天竜川上を往来していたこともありました。西渡~鹿島間を上り3時間30分、下り2時間、普通の船の半分の時間で航行していました。このプロペラ船は、航路を今の佐久間町中部~西渡まで途中変更し、大正11(1922)年から昭和15(1940)年まで運行されていました。

プロペラ船 これが、そのプロペラ船(飛行艇)の写真です。背景に写る橋は先代の「戸口橋」と思われます。

 大きなプロペラが1基、船の後尾に設置されています。写真で見る限り、舵は付いていた様子。発着には竿も併用したようですね?プロペラ船の推進は、水中のスクリューではなく、空中のプロペラ。そのため、水深の浅い河川での運航に利便性が発揮されたようです。天竜川にプロペラの爆音が轟き渡ったはず。今や、覚えている人も少なくなってしまったのでしょうか?



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