2019年03月12日
天竜橋から鹿島橋へ③―天龍吊橋
三浦寫眞館撮影の「天龍吊橋繪はがき」は、磐田市見付の佐口行正さんからお借りしたものですが、「遠州二俣町天龍吊橋開橋式」と題するモノクロ写真が印刷されています。
現在の鹿島橋の上流に「天龍吊橋」が竣工し、開橋式が執り行われたのは明治44年(1911)11月5日。昭和12年(1937)には鹿島橋が完成していますので、供用期間は26年間。
「天龍吊橋」が架け替えられたのはケーブルの損傷や破断などが原因ではなく、おそらくは人馬中心から車へと移り変わる過程での社会的ニーズの変化。近代化へ突き進む流れの中で、賃取橋(有料橋)であった「天龍吊橋」は、無料で通行できる鹿島橋と交替しました。
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現在の鹿島橋の上流に「天龍吊橋」が竣工し、開橋式が執り行われたのは明治44年(1911)11月5日。昭和12年(1937)には鹿島橋が完成していますので、供用期間は26年間。
「天龍吊橋」が架け替えられたのはケーブルの損傷や破断などが原因ではなく、おそらくは人馬中心から車へと移り変わる過程での社会的ニーズの変化。近代化へ突き進む流れの中で、賃取橋(有料橋)であった「天龍吊橋」は、無料で通行できる鹿島橋と交替しました。
美しい吊り橋の主塔には日章旗が掲げられ、着物姿の大勢の人が橋を渡っています。渡るのは苦手の私ですが、美しい吊り橋を眺めるのは大好きです。