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2018年08月04日

城西・大洞峡を歩く③―水のある風景

大洞峡を流れる沢 大洞峡(おおぼらきょう)の「洞」とは、「空洞」「鍾乳洞」などのようにポッカリと開いた穴のこと。「峡」は「両側に山が迫っている狭い地形」の意味。大洞峡は露出した岩の上を縫うように、山の上に浸み出した水が流れる渓谷です。

大洞峡を流れる沢 沢の岩はほとんどが苔むしているため、種類を特定できないのですが、大洞峡入口の天白神社鳥居脇を流れる沢の底には、緑色片岩や石灰岩、花崗岩などに雑じって赤石チャートらしい石も見られます。

沢の底の石 これらの石を見る限り、大洞山、大洞峡を構成する岩は赤石構造線の一部であるのは間違いなさそう。水のある風景は穏やかな自然を感じさせますが、古い時代に起きた巨大な地殻変動により誕生した地形のようです。



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