2018年07月21日
袋井・法多山を訪ねて①―「戰捷」「紀念」の石燈籠
袋井の可睡斎、油山寺と訪ねたら、法多山(はったさん)尊永寺に行かないわけにはいきません。駐車場に車を停めて、長い参道を歩きます。
最初に出会う国指定重要文化財「仁王門」の手前に、「大正四年十一月建之」の「戰捷」と「紀念」の文字が刻まれた左右1対の常夜燈が。「戰捷」とは「戦勝」、「紀念」とは「記念」ですから、明治三十七八年戦役とも呼ばれた日露戦争の勝利を記念して建てられたもの。
石の燈籠の中台の4面にそれぞれ四神「青龍」「朱雀」「白虎」「玄武」が彫られています。東を守るのは「青龍」、南は「朱雀」、西は「白虎」、北は「玄武」。
最初に出会う国指定重要文化財「仁王門」の手前に、「大正四年十一月建之」の「戰捷」と「紀念」の文字が刻まれた左右1対の常夜燈が。「戰捷」とは「戦勝」、「紀念」とは「記念」ですから、明治三十七八年戦役とも呼ばれた日露戦争の勝利を記念して建てられたもの。
石の燈籠の中台の4面にそれぞれ四神「青龍」「朱雀」「白虎」「玄武」が彫られています。東を守るのは「青龍」、南は「朱雀」、西は「白虎」、北は「玄武」。
法多山を守るだけではなく、大正3年(1914)に勃発した日独戦争=第1次世界大戦の「戰捷」を「祈念」する「護国」の願いを込めての奉納だったのではないでしょうか?