2018年07月24日

袋井・法多山を訪ねて④―「遠州三山ふうりん祭り」

法多山尊永寺本堂 法多山尊永寺本堂の前に立つには、参道の奥から長い石段を登らなくてはなりません。石段を登り切り、本堂の姿が見えた時、暑さに音を上げそうな私の耳に心地よく響いたのはガラス風鈴の涼やかな音。そうです。法多山でも「遠州三山ふうりん祭り」が催されているのです。

 日本の夏の風物詩として定着している風鈴は、お堂や塔の軒の四方に吊るされていた青銅製の「風鐸」がルーツとのこと。「風鐸」の高い響きが聞こえる範囲は災いが起こらないと考えられ、暑気払いと言うよりも邪鬼払いの音。

「遠州三山ふうりん祭り」
「遠州三山ふうりん祭り」
「遠州三山ふうりん祭り」
「遠州三山ふうりん祭り」

 風鈴の音が聴こえる法多山の境内は、邪鬼の入り込まない結界の地。風鈴は池の上にも吊るされていましたので、水面に映る風鈴と併せて2倍の暑気払いが楽しめました。



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