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2017年11月19日

紅葉を纏った天竜スーパー林道⑥―ブナの堅果

橅 ブナ 「橅 ブナ ブナ科 Fagaceae FAGUS CCRENATA 温帯の山地を代表する落葉高木。5月頃、新葉と同時に花が咲き、いがに包まれた堅果ができる。」

 竜頭山の山道、枯れ葉に雑じって転がっている小さなイガと舟形の実は、ブナのドングリ。比較的高い山に自生していますので、普段あまり見る機会がないドングリです。

ブナの堅果 ブナを漢字で書くと「橅」。「木+無」とは、役に立たない木の意味。ブナの古名を「そばのき」、ブナのドングリを「そばぐり」と言ったようですが、そう言われてみると、何だかソバの実にも似ていますね。

 「役に立たない」とは、ブナの板が狂いやすく腐りやすいため、材としての利用が難しいという意味。杉やヒノキの植林を進める時には、真っ先に伐採されたのがブナだったようです。

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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:35│Comments(0)出かけよう!北遠へ野の花・植物
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