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2017年11月01日

初山宝林寺を訪ねる⑤―釈迦三尊像と二十四善神立像

釈迦三尊像 宝林寺佛殿正面には、本尊の釈迦三尊像が祀られています。中央で座っているのが釈迦で、向かって右に迦葉尊者(かしょうそんじゃ)、左に阿難尊者(あなんそんじゃ)を脇侍とするのが禅宗寺院でよく見られる配置ですから、ここでもおそらく同じ。ともに、釈迦十大弟子です。

 堂内の東西には二十四天の善神像が安置されています。二十四天とは、仏法および仏教徒を守護する24の神のこと。これらは、いずれも黄檗宗独特の諸仏で、ここでも中国様式が色濃く表れているようです。

二十四善神立像
二十四善神立像

 釈迦三尊像と二十四善神立像は、いずれも県指定文化財。日本東西の中心に位置し、経済や文化や交流点として重要な役割を果たしてきた奥浜名湖地域には、当時の仏教文化を伝える貴重な資料が残されています。

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