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2017年08月27日

汗をかきかき秋葉山⑥―ガンクビソウとサジガンクビソウ

 ガンクビソウもサジガンクビソウもキク科ガンクビソウ属。名前が煙管(きせる)の雁首(がんくび)に由来しているのは、花を見れば分かること。小さな花が集まる頭花を刻みタバコに見立てたことになります。

ガンクビソウ
ガンクビソウ
サジガンクビソウ
サジガンクビソウ

秋葉山表参道 酒もタバコもやらない私としては、煙管を見ても何とも思いませんが、江戸時代の参拝客はついついつられてちょっと一服、火を点けたかも知れません。ガンクビソウやサジガンクビソウのせいかは分かりませんが、汗をかきかきの秋葉山表参道にも秋の気配が漂っているようです。

 「雁首」とは、煙管の頭の金属部分が雁の首に似ていているところからの呼称。「雁首を揃える」とは、煙草屋の店主が煙管を乱雑に扱って並べる様子に例え、人の頭、首を粗雑に扱うという意味になり、現在のやや見下したような意味合いとなっています。



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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:26│Comments(0)秋葉山・AKG(秋葉観光ガイド)野の花・植物
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