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2017年07月09日

「湖北五山」摩訶耶寺を訪ねる⑥―古庭園

摩訶耶寺庭園 摩訶耶寺と言えば庭。県指定「名勝」の摩訶耶寺庭園を見ずに帰るわけにはいきません。

 庭園の様式は池泉鑑賞兼廻遊式蓬莱庭園とされていますが、何よりも現存する県最古の庭園であるということ。ガイドさんの解説によれば、それまで荒れた竹林だった場所が、古い庭園であるらしいことが発見されたのは東京オリンピックの年(昭和39年)。

摩訶耶寺庭園 昭和43年(1968)から本格的な学術調査が始まり、この庭が神仙思想の理想郷、蓬莱の幽玄な世界を巧みな石組の配置で表現している、鎌倉時代前期(1240年頃)に造られ庭園であることが分かりました。

スイレン 鶴や三仏に見立てた石組に使われている岩石は、三ヶ日石と呼ばれる白いチャートのようです。 池に育ったスイレンの花が美しく咲いていますから、出かけるなら今がチャンス!

 白砂で水を表現した枯山水庭園よりも古い時代の、池を生かした池泉回遊式庭園の自然美を楽しみに出かけましょう!

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