2017年07月31日
金指・実相寺を訪ねる①―「実相寺の歴史ある庭園」
北区引佐町の実相寺に、江戸時代前期に作られ、三岳山を借景とした築山式枯山水庭園で、樹木と石との調和が見事。鐘楼門などとともに、禅寺ならではの雰囲気を味わうことができます。県指定文化財。(「新・浜松の自然100選」より)
これは、以前、「新・浜松の自然100選」を紹介する冊子に私自身が書いた紹介の記事。そんな実相寺を久しぶりに訪ねたのは7月16日です。
実相寺があるのは天竜浜名湖鉄道「金指」駅北。日赤病院と湖北高校との間くらいの位置にあるのですが、県道から少し北に入りますので、ご存知でない人が多いのかも知れません。
実相寺の庭園が世に出たのは平成6年(1994)。庭園の調査が行われ、秀逸な枯山水庭園であることが確認された後に修復。奥浜名湖の地域性を代表する秀逸した庭園文化遺産として価値が認められ、県指定名勝庭園に指定されたのは平成20年(2008)ですから、ご存知でない人が多くても仕方がありません。
でも、ぜひ一度は立ち寄っていただきたいと思いましたので、紹介させていただくことにします。