中山道・木曽福島宿を歩く⑬―ヤクシソウとクサノオウ

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2022年09月26日 04:14

 野草の話題が続きます。ヤクシソウ(右の写真)やクサノオウ(左下の写真)が咲いていたのも、やはり福島関の石垣。特にヤクシソウは乾いた土地に生育しますので、石垣などは好みの環境。名前に「ヤクシ(薬師)」と付けられてはいるのには、茎や葉を折ると出る白い乳液を皮膚病の塗り薬として使われたからとする説、葉の形が薬師如来の光背に似ているとする説などがあります。

 クサノオウも茎や葉から出る黄色の乳液を、やはり皮膚病の塗り薬として使われたからとの説もありますので、「草の王」というよりも「瘡(くさ)の王」。しかし、クサノオウはケシ科ですから、逆に有毒なので注意!注意!

 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く①―木曽川と崖家造り
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く②―行人橋
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く③―行人橋歩道橋と足湯
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く④―大手橋
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑤―福島関所跡
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑥―廣重の浮世絵とデザインマンホール
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑦―旧新居町との交流
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑧―木曽五木
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑨―檜皮葺きと杮(こけら)葺き
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑩―歌碑と石垣
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑪―マツムシソウとゲンノショウコ
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑫―ナンバンハコベとシデシャジン
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑭―城山水力発電所
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑮―木曽義仲の墓
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑯―「木曽踊発祥之地」の碑と山頭火の句碑
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑰―白とピンクのマルバハギと紅葉
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑱―旧帝室林野局木曽支局庁舎
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑲―「権現水」と「水場」
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く⑳―上の段
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く㉑―「まつり会館」
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く㉒―漆喰の袖うだつ
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く㉓―なまこ壁の路地
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く㉔―鍵の手
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く㉕―井戸と「木曽福島町」の消火栓
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く㉖―丸型郵便ポスト
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く㉗―「木曽福島」駅
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く㉘―木曽御嶽山は見えず
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く㉙―フシグロセンノウとツリフネソウ
 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く㉙―新居関所に植えられた木曽ヒノキ

 【関連記事】中秋の天竜スーパー林道⑦―アキノキリンソウとヤクシソウ
 【関連記事】2019年、富幕山からの秋の便り⑭―ヤクシソウとシブカワシロギク
 【関連記事】秋空の青谷を歩く④―ヤクシソウ
 【関連記事】「出かけよう!北遠へ」2020秋②―ヤクシソウとアキノキリンソウ
 【関連記事】秋の天竜スーパー林道をドライブ⑦―ヒキオコシ、ヤクシソウとウラナミシジミ
 【関連記事】自然が嬉しい秋の青谷を歩く⑧―アキノキリンソウとヤクシソウ
 【関連記事】枯れ葉色の青谷の自然⑥―在来種タンポポとヤクシソウ

 【関連記事】光いっぱいの光明山遺跡⑦―クサノオウとナガエコナスビ
 【関連記事】梅雨間の光明を求めて⑧―クロヒカゲとクサノオウ
 【関連記事】北杜市オオムラサキセンターの自然⑫―クサノオウとオオバジャノヒゲ
 【関連記事】北遠に咲いていた春の花⑤―クサノオウとアミガサユリ
 【関連記事】朝霧高原から霧ヶ峰へ日帰り旅⑧―グンナイフウロとクサノオウ

関連記事