磐田市の万葉歌碑を訪ねる④―川嶋龍洲先生書の歌碑
「御殿遺跡公園」の歌碑には、次の2首の「防人の歌」が刻まれています。
「國造丁長下郡物部秋持」の歌は「かしこきや みことかゞふり 明日遊り耶 茅(くさ)かむ多(た)ねむ 妹なし二(に)志(し)て」(巻20-4321)、「長下郡物部古麻呂」の歌は「わが妻も 絵に描きとらむ 暇(いつま)もか(が) 旅行く吾ハ見徒ゝ(つつ)し能(の)者(は)む」(巻20-4327)かな?
何せ、この文字を書いたのは、高校時代に私も教わった、かな書道の大家・川嶋龍洲先生。変体仮名を多用していますので、なかなか読むのが大変。でも、川嶋先生に教えていただいたおかげで、少しは読めるようになりました。
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