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2024年11月08日

三ヶ日から嵩山へ「姫街道」を歩く⑧―橘逸勢神社

「姫街道 本坂道」の看板 再び国道362号に戻ると、駐車場に「姫街道 本坂道(ほんざかみち)」と書かれた大きな看板が建てられていました。この看板の「現在地」の位置のすぐそばに「➒橘神社」と書かれている場所が、今回紹介する「橘逸勢(たちばなはやなり)神社」です。

「三筆秀才 橘逸勢卿史蹟」「從四位下但馬守橘逸勢朝臣之靈所」 石を立てるように重ねた石積みの入口には「三筆秀才 橘逸勢卿史蹟」「從四位下但馬守橘逸勢朝臣之靈所」と刻まれた石柱が。境内に建てられた看板には・・・

 文徳実録によれば逸勢は承和九年(八四二)伴健岑等と皇太子恒貞親王を奉じて叛を謀ったとのことで伊豆に配流の途次遠江国板築駅に於て病歿 其の地に埋葬した(一部抜粋)

「筆塚」と妙冲観音像 その地が、ここ橘逸勢神社。中段には「筆塚」「写経納経塔記」などのほか、三筆を称える昭憲皇太后歌碑も建てられ。書道家にとっては聖地のような場所。

小さな祠と石塔 さらに1段上がると、小さな祠が建てられ、その脇にはしめ縄で飾られた石塔がありましたので、この辺りが橘逸勢の埋葬地でしょうか?

 境内には、大きな妙冲観音像もあり、ここは神仏混淆の神社。以前にも立ち寄ったことがありましたが、ここまで詳しく知ったのは、今回が初めてです。



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