
正月前後には、あっちこっちと門松を見にで掛けました。そんなことをしているうちに、ついつい、「男木(おとこぎ)」を見たくなり、久しぶりに水窪へ。「男木」とは、浜松市天竜区の佐久間町の城西地区から水窪にかけてで見られる門松の一種です。

とにかく、車を止めてからは、歩け歩けで先ずは神原地区の八幡宮(右上の写真)と薬師堂(左の写真)へ。神原八幡宮と薬師堂は、神道と仏教の施設が隣同士に並び、どちらにも地元の人たちが作ったとみられる「男木」が。

ただ、ちょっと意外だったのは、どちらも丸太が立てられず、柱に松茸梅の枝が束ねて藁縄で括られているだけ。以前見た「男木」とはちょっと違いますが、太い竹を3本合わせた門松とは明らかに違いますので、これも「男木」ということでしょう。

次に訪れたのは、小畑地区の諏訪神社(右上の写真)と招魂社(左の写真)。こちらでは、お社の前に杉丸太を立て、そこに松と竹と赤い実のなったナンテンが束ねて括られていました。