› 自然と歴史の中を歩く! › 秋葉山・AKG(秋葉観光ガイド) › 秋葉神社神門に戯画 江戸時代の職人作か 浜松・天竜区春野町

2021年10月22日

秋葉神社神門に戯画 江戸時代の職人作か 浜松・天竜区春野町

台カンナを使う大工が描かれた建材の一部(浜松市提供) 浜松市文化財課は21日、解体修理中の秋葉神社上社(同市天竜区春野町)神門の建材から、建造時の江戸時代に描かれた戯画が発見されたと発表した。11月21日に現地見学会を開催し、戯画の現物や屋根のこけらぶき作業などを一般公開する。

 市指定有形文化財の神門の建造は1831年。1943年の大火を免れ、同社に残る唯一の江戸時代の遺構。建物の傷みや地面の沈下がみられるため、昨年6月から3年計画で保存修理を行っている。

鍋を持ち赤子を背負う女性が描かれた建材の一部(浜松市提供) 発見された戯画のうち明確に判別できるものは、台カンナを使う大工と鍋を持ち赤子を背負う女性を墨書きした2点。いずれも縦横15センチほどで、屋根材の上面に打ち付ける化粧板に描かれていた。この他に、菩薩(ぼさつ)や鳥、龍とみられる線描きも見つかっている。

 市の担当者は「おそらく当時の職人が作業の合間に描いたもの。近世の戯画は現存例が少なく歴史的な位置付けは難しいが、職人のユーモラスな一面が伝わってくる貴重な発見」と話している。

 見学会は事前申し込み制。定員60人。問い合わせは市文化財課<電053(457)2466>へ。(「静岡新聞」より)


    ◆       ◆       ◆       ◆

 驚くような発見です。早速、申し込むことにしました。





同じカテゴリー(秋葉山・AKG(秋葉観光ガイド))の記事

Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 09:15│Comments(0)秋葉山・AKG(秋葉観光ガイド)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
秋葉神社神門に戯画 江戸時代の職人作か 浜松・天竜区春野町
    コメント(0)