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2021年09月05日

「久留女木の棚田」の自然⑥―オモダカとコナギ

オモダカ 「久留女木(くるめき)の棚田」に育つ稲の根元を見ると、オモダカの白い花が咲き、Yの字を逆さまにしたような形の葉がスッと伸びています。

オモダカ 同じオモダカ科のアギナシにもよく似ていますが、葉の形、アギナシが環境省レッドリスト「準絶滅危惧(NT)」であることから考え、オモダカと判断しました。

コナギ 近くで咲いていた青い花はミズアオイ科のコナギ。原産地は東南アジアとされ、水稲耕作の伝播とともに伝わったと考えられており、いわゆる史前帰化植物です。

 厄介な雑草とは言え、オモダカやコナギが育っているということは、「久留女木の棚田」に除草剤などが使われていないということ。安全安心な有機農法での米作りが行われている証拠かも知れません。






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