2021年04月30日

「みんなと俱楽部」まち歩き勉強会⑥―林家

林家の土蔵 掛塚の林家は、平野又十郎生家として知られた家。平野又十郎はのちに静岡銀行となった遠州銀行を創業し地域産業の発展に尽くした財界人でしたが、元々の林家は廻船問屋であり材木商。

オオイタビに覆われた伊豆石の塀 今も残るなまこ壁の土蔵は高く積み上げられた基礎石の上に建てられ、火災の類焼だけでなく、すぐ西を流れる天竜川の洪水も怖れていた気持ちが伝わって来ます。

伊豆石の塀 廻船業を営んでいた証とされるのは、巡らされた伊豆石の塀。特に、南側に積み上げられた伊豆石は縞模様の美しい凝灰岩質砂岩。西側はつる性植物のオオイタビで覆われ生垣のように見えますが、実はこれも伊豆石の塀なのです。




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