2020年04月21日
3密を避け、天竜川河原の花と蝶④―白や黄色の小さな花
小さな花がたくさん咲いていました。
オミナエシ科のノヂシャはヨーロッパ原産の外来種。元はと言えば、江戸時代にサラダの材料として持ち込まれ、長崎で栽培されていたものが野生化したのだとか。要するに、野生のレタスというわけです。
マメ科のクスダマツメクサも同じヨーロッパ原産の外来種。小さな花が集まった花序が「薬玉」のように見えるところから、「薬玉詰草(クスダマツメクサ)」の和名が付けられました。
ノミノツヅリはナデシコ科の在来種。小さな花を拡大すると、こんなに可愛らしい花。秋に芽生える時には気づかないほどの小さな株ですが、いつの間にか広がって、花が咲く季節には驚くほどの大きな株になってしまいます。