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2020年07月10日

秋葉山裏参道を歩く②―2本目の「第壹町目」町石

「第壹町目」町石 八幡神社石段脇の道を歩き始めるとすぐに目に付いたのは、秋葉山ではお馴染みの常夜燈型の町石。ここに刻まれている文字も「第壹町目」。起点になる場所が八幡神社下の分岐だとすれば、ちょうどこの辺りが1町=約109メートルの位置に当たります。

 柱の横に刻まれている文字は「嘉永五子二月開帳日」。嘉永5年は西暦1852年に当たり、秋葉山表参道や雲名道に残る町石も同じ年に建てられていますので、この町石が立つ場所は秋葉山参道に違いないと思います。

「第壹町目」町石 それにしても、先に紹介した石柱型の町石と、この町石。裏参道と呼ばれている下平山から秋葉山へと向かう道には、「壹町目」の町石が2本あることになります。

 町石の横には、平たい石を積み上げた石垣と祠のようなものが残っています。かつて、この祠には石仏が祀られていたのかも知れません。

 大した準備もして来ませんでしたので、どこまで行けるか自信はありませんが、もう少し先へと進んでみます。

 *記事は、私が書いていたNPO「天竜川・杣人の会」のブログ「出かけよう!北遠へ ふるさと散歩道」に掲載したもの。同ブログは終了しましたので、過去記事を再掲載させていただきました。



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