2020年03月12日
遠山郷に祀られた神仏②―宗吾大明神

「宗吾大明神」とは、北遠でも祀られている石碑を見かけることがある「佐倉惣五郎」のこと。現在の千葉県、かつての下総国佐倉藩の名主だった「佐倉惣五郎」は、悪税に苦しむ農民を救うため、将軍家綱に直訴し、自らは刑場の露と消えた「義民」。俗には「宗吾」と呼ばれ、全国各地に人神である「宗吾」を祀る神社や石碑があります。
辺境の地も意味する山間の地「遠山」に「宗吾大明神」の名を伝え、農民の権利意識を喚起し、自由民権思想の発揚を指導したのは誰でしょう?
石碑に刻まれた「明治三十五年 寅三月七日」とは、遠山郷にとってはどんな日だったのでしょうか?
この記事へのコメント
私の義妹は佐倉市の農家の出ですが、惣五郎は義民以外にも別のいろいろな説があるようで、実態はよく判らないそうです。明治期になって宗吾大明神が蘇ってくるのも面白いですね。ところで佐倉藩は安房国ではなく下総国です。
Posted by 谷 謙之介 at 2020年03月13日 09:19
大変、申し訳ありません。佐倉藩は確かに下総国。他の記事についても訂正させていただきました。「佐倉を見る会」のつもりだったのですが、とんだ間違いでした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん
at 2020年03月13日 10:35
