2019年12月30日

東海道・中野町を歩く⑩―材木の町

「木材業者及製材業者登録条例 静岡県」の金属プレート 浜松市東区中野町と言えば、北遠の木材を扱う材木屋が建ち並ぶ「材木の町」でした。元はと言えば、天竜川を下った木材は川口の湊町、掛塚に集められ船で運ばれていたのですが、明治22年(1889)に国鉄東海道本線が開通し、同25年(1892)に中野町に貨物取扱駅が設置されるに及び、木材の集積地は上流に転じた歴史があります。

 製材に関わる掛塚の人たちは中野町に通ったり、移住したり、地元に暮らす私たちにとっては苦々しい歴史です。

 中野町の玄関先で見かけたのは、「木材業者及製材業者登録条例 静岡県」の「登録証」。これが、まさに「材木の町」だった中野町を証明するもの。掛塚では見たことがない、富士山マークの金属プレートです。



同じカテゴリー(ウォーキング・ぶらり旅・町歩き)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
東海道・中野町を歩く⑩―材木の町
    コメント(0)