2019年10月30日
秋空の青谷を歩く②―カラスウリとスズメウリ
蔓に下がる真っ赤な実は、柿ではなくてカラスウリ。カラスウリを「烏瓜」と書くとピンと来ませんが、「唐朱瓜」と書けば、なるほどと納得します。「唐朱」とは、唐から伝来した朱墨のことです。
カラスウリがあれば、スズメウリもあります。赤い実がなるカラスウリはウリ科カラスウリ属ですが、白い実がなるスズメウリはスズメウリ属。「烏」よりも小さいから「雀」と付いたとか、白い実が雀の卵に似ているから「雀瓜」だとか・・・。
カラスウリがあれば、スズメウリもあります。赤い実がなるカラスウリはウリ科カラスウリ属ですが、白い実がなるスズメウリはスズメウリ属。「烏」よりも小さいから「雀」と付いたとか、白い実が雀の卵に似ているから「雀瓜」だとか・・・。
学名は「Melothria japonica」。「Melothria」とは、白いブドウの意味。白く熟したスズメウリの実が、ブドウに似ているというのでしょうか?「japonica」がついているところをみると、日本の在来種のようです。