2019年10月01日
伝統芸能「浦川歌舞伎」を観る③―第二幕「石切梶原」
第二幕は「梶原平三誉石切」。通称「石切梶原」と呼ばれているお話。舞台は鶴ヶ岡八幡宮の前です。
源氏の侍を婿にもつ六郎太夫は、娘の許婚が軍資金のため三百両を調達しようとしているのを知り、伝家の刀を平家の流れを汲む大庭三郎に売ろうとします。
鑑定役を頼まれた梶原景時は、死罪の決まった囚人と自ら名乗り出た六郎太夫とを2人重ねて、二つ胴の試し斬りをさせられます。しかし、梶原景時を試し斬りをわざと斬り損じ、大庭たちが去ったあと、源氏へ心を寄せる本心を六郎太夫に打ち明け、その刀を三百両で買い上げることを申し出、斬れ味を示すために八幡宮の石の手水鉢を真っ二つに斬ってみせます。
源氏の侍を婿にもつ六郎太夫は、娘の許婚が軍資金のため三百両を調達しようとしているのを知り、伝家の刀を平家の流れを汲む大庭三郎に売ろうとします。
鑑定役を頼まれた梶原景時は、死罪の決まった囚人と自ら名乗り出た六郎太夫とを2人重ねて、二つ胴の試し斬りをさせられます。しかし、梶原景時を試し斬りをわざと斬り損じ、大庭たちが去ったあと、源氏へ心を寄せる本心を六郎太夫に打ち明け、その刀を三百両で買い上げることを申し出、斬れ味を示すために八幡宮の石の手水鉢を真っ二つに斬ってみせます。