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2018年11月19日

「歴史と民話の郷会館」で『佐久間の民俗』刊行記念の集い

野本寛一氏の講演 遠州常民文化談話会の会員たちが6年かけてまとめた『佐久間の民俗』の刊行を記念した集いが、11月18日(日)、浜松市天竜区佐久間町の「歴史と民話の郷会館」で開かれました。

 『佐久間の民俗』は、会員たちが佐久間で暮らす人々から話を聞き出す丁寧な取材を重ね、民俗芸能や祭礼、鉱山やダム建設などのほか、かつての暮らしぶりや食生活などを掘り起こして1冊にまとめたもの。中には、すでに失われてしまった習俗も含まれ、貴重な報告書として仕上がっています。

古い絵葉書の展示 佐久間で暮らしている人たちを中心に150人ほどが参加した集いでは、近畿大学名誉教授・野本寛一氏による記念講演が行われましたが、その内容は「花の自然暦」。木や花の変化などを通して季節の移ろいを感じ、稲作や人々の日々の暮らしの目安にしていたという、佐久間にも共通する分かりやすい講演でした。

 会場の外には、磐田市見付の佐口行正さんが収集した古い絵葉書の中から、かつての佐久間が写されたものを選んで拡大コピーしたものも展示。懐かしい風景、忘れかけていた時代が目の前に蘇るようだと喜ばれ、話も弾んでいました。



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