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2018年11月25日

復旧した秋葉山表参道⑩―ハグマは「白熊」

エンシュウハグマ 秋葉山のエンシュウハグマの花の季節は終わり、キッコウハグマの花も残りわずか。しかし、「ハグマ」の名は花が終わった後に出来るこの綿毛に由来しているのです。

 エンシュウハグマ、キッコウハグマの「ハグマ」を漢字で書くと「白熊」。法要の時に導師が所持する払子(ほっす)には、柄の先に白くて長い毛がついていますが、本来は「厄(ヤク)を払う」に掛けて牛の仲間のヤクの毛を使うことから、このヤクのことを「白熊(ハグマ)」と呼んでいるようです。

 綿毛の見た目が「払子=白熊」に似ているからハグマと名付けられたというのですから、花が終わった今頃がまさにエンシュウハグマ(遠州白熊)であり、キッコウハグマ(亀甲白熊)。花の形を「白熊(ハグマ)」に見立てたという説もあるようですが・・・。



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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:36│Comments(0)秋葉山・AKG(秋葉観光ガイド)野の花・植物
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