2018年04月17日
桶ヶ谷沼の黄色い自然④―黄色い花
桶ヶ谷沼周辺の黄色い自然を造り上げていた植物は、他にもあります。
タンポポやオオジシバリなどと同じキク科のニガナ、ヤブタビラコも鮮やかな黄色い花を咲かせていました。正しく言えば、花弁にように見えている1枚1枚がキク科の花。ニガナは5枚、ヤブタビラコは20枚ほどの舌状花が集まって1つの花になっているのです。
バラ科のヘビイチゴも黄色い花。ヘビイチゴ(蛇苺)の名の由来については、「蛇が食べるイチゴ」「蛇がいそうな所に育つイチゴ」などの説がありますが、実際には毒はないので食べることはできるようです。しかし、私に食べてみる勇気はありません。
キンポウゲ科のキツネノボタンも黄色い花。私は、この「キツネノボタン」を「狐の釦(ボタン)」だと信じていて、なぜか『ごんぎつね』のような童話を想像していましたが、答えは「狐の牡丹」。花が「牡丹」に似ているというよりも、深い切れ込みのある葉が「牡丹」の葉に似ているところから名付けられたようです。
キツネノボタンの通称は、その実の形から「コンペイトウ(金平糖)」。猛毒ではないようですが、毒草は毒草。誤って食べれば腹痛、吐き気、下痢、けいれんなどの症状に見舞われるとのことです。
タンポポやオオジシバリなどと同じキク科のニガナ、ヤブタビラコも鮮やかな黄色い花を咲かせていました。正しく言えば、花弁にように見えている1枚1枚がキク科の花。ニガナは5枚、ヤブタビラコは20枚ほどの舌状花が集まって1つの花になっているのです。
キツネノボタンの通称は、その実の形から「コンペイトウ(金平糖)」。猛毒ではないようですが、毒草は毒草。誤って食べれば腹痛、吐き気、下痢、けいれんなどの症状に見舞われるとのことです。