› 自然と歴史の中を歩く! › 出かけよう!北遠へ › 歴史・産業遺産・寺社・文化財 › 神妻神社を訪ねる⑥―石積み跡

2018年03月25日

神妻神社を訪ねる⑥―石積み跡

石積み跡 社殿裏手の斜面にはいくつもの石積みが残っています。石積みの上は平場に整備されていたようですから、おそらくここに神妻に暮らす人たちの住居が建てられていたものと思われます。

石積み跡 現在でも、斜面の崩落により林道が荒れ、アクセスには危険が伴う状態ですが、かつては容易に近づけない場所だったはず。しかし、そこに住居を構え、焼き畑農業で生計を立てていた人たちが暮らしていたのでしょう。

石積み跡 焼き畑に欠かせないのは、畑を潤す水。つまり、飲み水には沢の水を汲めば良かったかも知れませんが、畑に雨が降らなければ蕎麦さえも育てることはできません。

 神妻で暮らした人たちが降雨を願ったのが、神妻神社だったのに違いありません。



同じカテゴリー(出かけよう!北遠へ)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
神妻神社を訪ねる⑥―石積み跡
    コメント(0)