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2018年02月11日

宮口・庚申寺を訪ねる④―池と水路

「宮口のむかしのまちなみ」の看板の部分 庚申寺境内に建てられた「宮口のむかしのまちなみ」によれば、「・・・西ノ谷池と蛭沢池から引いた水路が、まちなみの外側を囲むように流れている様子が描かれています。また、絵図には描かれていませんが、参道の側溝や、参道沿いの家々の中を縦貫する排水路が整備されており、今も一部が利用されています。」と書かれています。

 浜北の山辺には多くの湧水と野池が点在しています。浜北地区に旧石器時代から人々が暮らした痕跡が残るのは、これらの水があればこそ。

境内の水路 それを知って見れば、庚申寺境内にある池と思ったのは、実は水路。庚申寺の庚申堂創建には水源を護る願いも込められていたのではないでしょうか?池から人工的な水路を通して引かれた水が、門前町の人々の暮らしを支えて来たのです。



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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:35│Comments(0)歴史・産業遺産・寺社・文化財
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