2017年11月05日
阿多古川・瀬戸渕の風景⑩―落合発電所と水路跡
落合発電所があったのは、さらに下流。建物は取り壊され、現在ある小屋は発電所だった建物ではありません。でも、「発電所はあそこにあった」と金指さんが指差してくれました。
道路の反対側には、水路跡が残っています。ついさっき見た導水管の延長がこの水路につながり、落差をつけて一気に道路下の発電所まで水を落として発電していたのです。
川瀬発電所で利用された阿多古川の水の再利用。川瀬発電所と落合発電所は、ともに100キロワット。2つの発電所を合わせれば、天龍電力会社の出力は200キロワットに増えたのです。
しかし、水の再利用は、それだけでは終わりませんでした。さらに、下流に堰堤が設けられ、その水は製材用の水車を回し、阿多古の林業に貢献したのだそうです。
道路の反対側には、水路跡が残っています。ついさっき見た導水管の延長がこの水路につながり、落差をつけて一気に道路下の発電所まで水を落として発電していたのです。
川瀬発電所で利用された阿多古川の水の再利用。川瀬発電所と落合発電所は、ともに100キロワット。2つの発電所を合わせれば、天龍電力会社の出力は200キロワットに増えたのです。
しかし、水の再利用は、それだけでは終わりませんでした。さらに、下流に堰堤が設けられ、その水は製材用の水車を回し、阿多古の林業に貢献したのだそうです。