2017年09月28日
農家民宿、開業の心構えは？ 浜松・天竜区で研修会
静岡県西部農林事務所は27日、浜松市天竜区で農家民宿を見学する視察研修を行った。農家民宿開業に興味のある農家や行政関係者ら約20人が参加した。同区熊地区の農家民宿、くんま遊楽亭「あそびや」、「たべや」を訪問。経営者から開業の心構えなどを聞いた。草木染を体験し、ランチバイキングを試食した。シカ肉のハンバーグも提供された。
あそびやの経営者大平展子さんは「地域活性化に役立てれば」と話した。同区春野町砂川で農家民宿の開業を目指す茶農家女性（39）は「多くの人に天竜の美しい自然風景を見てほしい。そのための場所をつくりたい」と話した。
同事務所によると、外国人観光客の増加などで田舎暮らしを体験する観光需要が高まっており、宿泊・滞在できる農家民宿の必要性が増している。現在県内に約20カ所、西部に5カ所ある農家民宿をさらに増やすため、視察研修を企画した。（「静岡新聞」より）
今、「移住」がブームになって来ているようです。しかも、終の棲家としてではなく、子育て世代の関心が高まっていますので、地域一体感の心地よさをおおいにアピールしてほしいものです。
画像一覧 
