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2017年07月05日

奥三河・満光寺を訪ねて②―山門と菩提樹

満光寺の山門 徳川家康ゆかりの曹洞宗の寺、青龍山満光寺の山門の建立は宝永4年(1707)とされ、新城市指定文化財に登録されています。

 山門は「桜門」とも呼ばれ、切妻造の四脚門(よつあしもん)。主柱(本柱)は驚くほどに太く、普通は金具で装飾される根巻きも柱から浮き出るように彫られています。

満光寺の山門
満光寺の山門

菩提樹 本堂前には菩提樹が植えられています。花の時季は終わり、緑色の実の周りに枯れた花がこびりついていました。

菩提樹の実 菩提樹の花は、細い葉に似たヘラ状の苞(ほう)から垂れるように房となって咲きます。そして、実が木から離れる時には、この苞がプロペラのように回り、実を遠くまで飛ばします。

 コーヒーの空き瓶に入っているのは、お寺の奥様が見せてくれた菩提樹の実。「井伊直虎の許嫁の直親の遺児で、のちに直虎が養子とした井伊直政(幼名虎松)が幼少時代を過ごした柿本城が、お寺の裏山にあったのよ」とNHKテレビの大河ドラマ「おんな城主直虎」に関連した地であることも教えてくれました。




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