令和4年11月、葦毛湿原を歩く⑩―コウヤボウキとサネカズラの実
コウヤボウキの花もアザミに似ています。それもそのはず、アザミもコウヤボウキも同じキク科。ただし、コウヤボウキは草ではなく落葉小低木。つまり、木なのです。
「
秋を感じに、葦毛湿原を歩く②」で紹介したマツブサ科(以前はモクレン科)のサネカズラは、花の季節が終わり、赤い実が集まった集合果が実ってます。
サネカズラを漢字で書くと「実葛」。もともと、サネカズラの実は整髪料や生薬として利用されて来ましたので、注目されたのは花より実。別名のビナンカズラ(美男葛)は、整髪料として使われたことに由来する呼称です。
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