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2025年01月03日

一年納めの秋葉山⑫―「秋葉神社の社叢」

秋葉山の大杉 「新・浜松の自然100選」に「秋葉神社の社叢」として選ばれているのが、今、私が歩いて登っている表参道の自然。秋葉山の山頂に鎮座する秋葉神社上社の周囲、特に、樹齢を重ねている杉の巨木こそが「秋葉神社の社叢」の大切な構成要素なのです。

「天狗杉」 秋葉山では、昭和18年(1943)に大火が発生。この火災により、山頂にあった秋葉神社の社務所、本殿、拝殿などの建物は、神門(随身門)を残しただけで山もろともに消失した苦い歴史があるのです。そんな大火もくぐり抜けた杉は、その後も成長を続け、現在、巨木となって私たちを迎えてくれているのです。

最後の坂道 そんな巨木と出会えるのは、山頂に近づいた辺り。足元を見ながら歩くことも、安全には欠かせませんが、たまには足を止めて、巨木を見上げてください!大火をくぐり抜け、樹齢300年~500年とも言われる杉の木の力強さ、逞しさも、秋葉山の「火防」のシンボルなのです。

 「新・浜松の自然100選」には「秋葉山」の名でも選ばれています。



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