自然と歴史の中を歩く！

　今年（2022）の梅雨は、雨の日が多いのか？割と少ないのか？もちろん、他の季節より雨の日が多いことは分かっているつもり。でも、雨さえ降っていなければ「どこかに歩きに出かけたい」と思ってしまうのが私です。

　･･･というわけで、磐田市岩井にある鶴ヶ池と桶ヶ谷沼を♪グルリ♪グルリとウォーキング。出会った自然を紹介させていただきます。

タヌキモ

エフクレタヌキモ

　黄色い花と出会ったのは桶ヶ谷沼に設けられたベッコウトンボ繁殖用コンテナの中。食虫植物のタヌキモとエフクレタヌキモです。

　タヌキモは環境省カテゴリで「準絶滅危惧（NT）」、全国25都府県でも「絶滅危惧種」の指定を受けている希少な植物であるのに対し、エフクレタヌキモは国立環境研究所により侵入植物に指定されている北米原産の外来種。しかも、国内で野生化が初めて確認されたのが平成２年（1990）5月の鶴ヶ池とのこと。

　エフクレタヌキモに罪はありません。あくまでも、私たちが注意を払わなければいけない自然環境の問題です。