› 自然と歴史の中を歩く! › 歴史・産業遺産・寺社・文化財 › 広沢山普済寺を訪ねる⑥―北山稲荷

2021年06月22日

広沢山普済寺を訪ねる⑥―北山稲荷

北山稲荷 普済寺の本堂脇には赤い鳥居が立ち並び、そこに祀られているのは北山稲荷です。お寺に稲荷神社があるのは決して珍しいことではありません。有名な豊川稲荷が祀られているのも曹洞宗の妙厳寺の境内です。

 実は、日本三大稲荷の一つとして名高い豊川稲荷の妙厳寺は、普済寺の末寺だというから驚き。妙厳寺の開祖・東海義易が仏門に入り、修行をしたのが普済寺。

北山稲荷 「普済寺」の由緒を解説した看板には「十五世紀の初め寒厳義尹(かんがんぎいん)が開山、その後、肥後国(熊本県)大慈寺からきた華蔵義曇(けぞうぎどん)が寒厳禅師の遺志を継ぎ、東海の禅堂としてこの地に普済寺を建立した」とあり、妙厳寺の開祖・東海義易は、普済寺の開祖・寒巌の6代目の法孫。

 寒巌義尹が生まれたのが京都の北山であることから「北山稲荷」と呼ばれるようになったのだそうです。




同じカテゴリー(歴史・産業遺産・寺社・文化財)の記事

Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 04:27│Comments(0)歴史・産業遺産・寺社・文化財
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
広沢山普済寺を訪ねる⑥―北山稲荷
    コメント(0)