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2018年07月10日

立川流の俤を求めて豊川稲荷へ⑦―奥の院の上り龍と下り龍

奥の院 豊川稲荷の奥の院は、文化11年(1814)の建立。旧本殿の内陣の建物を奥の院の拝殿とし、昭和5年(1930)の大本殿の新築にともなってここに移築されたとのこと。木の自然な曲がりを生かし、海老虹梁に彫られたダイナミックな三爪の上り龍と下り龍を見れば、確かに「諏訪ノ和四郎」作だと頷かされます。

上り龍
上り龍
下り龍
下り龍

 すべての彫刻が「諏訪ノ和四郎」作のものとは言い切れないかも知れませんが、立川流の雰囲気を漂わせていることは確かです。

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