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2018年07月13日

立川流の俤を求めて豊川稲荷へ⑩―丸形庇付ポスト

豊川稲荷の丸形庇付ポスト 豊川稲荷の立願所の前に立つ丸形ポスト-以前、浜松市東区笠井町で見かけたのと同じような戦前型です。大正6年(1917)頃、豊川稲荷の私設ポストとして設置されたとのことですから、すでに100歳を過ぎています。

 現在でも1日2回は取り出しに来ているようですから、まだまだ現役。塗装の修復が行われたようで、真っ赤な胴体と投函口周りの金色の塗装が鮮やかです。

 笠井の丸形庇付ポストとそっくり同じだと思っていたのですが、金色に塗られた投函口周りの雷紋や桜の花模様が微妙に違っています。

笠井の丸型庇付きポスト
笠井の丸型庇付きポスト
豊川稲荷の丸型庇付きポスト
豊川稲荷の丸型庇付きポスト

 投函口周りの円形の大きさ、「」の大きさ、庇の形、周囲を飾る雷紋の数、取り出し口の位置など、探し出したら違いがいっぱい。笠井のポストでは取り出し口に「便郵」の文字が浮き出ていますが、豊川稲荷のポストでは胴の部分に「便郵 POST」と英語表記も。

 その理由は不明ですが、鋳物の型は同じではなかったということだけは分かりました。

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