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2020年01月10日

大園諏訪神社跡を訪ねる③―石鳥居と石燈籠

大園諏訪神社にあった石鳥居 大園諏訪神社は諏訪神社に間違いないのですが、なぜか、諏訪神社の「梶の葉」紋でなく秋葉寺や秋葉神社で使われていた「剣花菱」が掲げられている珍しい神社でした。

 石鳥居の形は、少しだけ柱のころび(傾斜)が見られましたが、簡素な神明鳥居で「明治四十三年一月建之」の建立でした。

「大正四年八月建之」と刻まれた石燈籠 「區内安全」と刻まれた石燈籠は「大正四年八月建之」。大正4年(1915)はもちろん大正天皇の即位式の年ですが、即位式があったのは11月。御大典記念の建立にしては、3ヶ月ほど早いのはどうしてでしょう?

廃棄された石鳥居 それにしても、天竜川沿いには諏訪神社が多く点在しています。それには諏訪神社の祭神である建御名方命(たけみなかたのかみ)が、洪水を防ぐ治水の神と考えられていたからではないでしょうか?



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