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2019年09月25日

天竜川河川敷に蔓延るマメ科とつる植物⑧―ママコノシリヌグイとヘクソカズラ

ママコノシリヌグイ 私が嫌いな植物の名前の一番は「継子の尻拭い(ママコノシリヌグイ)」。憎い「継子(ままこ)」の尻を、この草の棘だらけの茎や葉で拭くというのです。何と言う恐ろしい名前でしょう。

 ママコノシリヌグイは、まるで有刺鉄線のような棘で他の草に絡み付いて背を伸ばします。こんなのに絡まれたら、振り払うことなんてできっこありません。

ヘクソカズラ 民話の世界では、「継子」の話がたくさん伝えられています。ハッピーエンドのシンデレラ型や「継子苛め」型などいるいろなパターンがあります。中には、「継子の釜茄」「継子の蛇責」なども・・・。「継子の尻拭い」も、そんな「継子苛め」型ですね。

 次に嫌いな名前は「屁糞蔓(ヘクソカズラ)」。花には匂いはなく、茎葉や果実をすり潰した時に臭い匂いがするからこの名前が付けられたそうですが、いくら何でも可愛そう過ぎると思いませんか?

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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:07│Comments(0)野の花・植物
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